入試講評
平成26年度 中学入試講評
算数
算数1次 正答率・講評
問題 |
正答率(%) |
受験者 |
合格者 |
【1】 |
(1) |
90.8 |
91.2 |
(2) |
45.9 |
57.1 |
(3) |
55.0 |
68.1 |
(4) |
80.7 |
94.5 |
(5) |
75.2 |
96.7 |
(6) |
88.1 |
95.6 |
【2】 |
(1) |
68.3 |
89.0 |
(2) |
26.1 |
44.0 |
【3】 |
(1) |
30.4 |
49.5 |
(2) |
53.2 |
79.1 |
【4】 |
(1) |
64.7 |
86.8 |
(2) |
67.9 |
90.1 |
【5】 |
(1) |
64.8 |
83.8 |
(2) |
16.6 |
27.4 |
【6】 |
(1) |
28.9 |
45.0 |
(2) |
14.6 |
26.9 |
- 【1】小問集合
- 四則混合計算、暦算、分数、 角度、仕事算、場合の数の基礎力を確認する問題を出題した。合格者の得点率は比較的高かった。(2)の暦に関する問題、(3)の分数に関する問題の出来が特によくなかった。小問はなるべく全問正解して欲しいものだ。
- 【2】過不足算
- 多くの受験生が意外と得点できなかった問題である。特に(2)の「なるべく多く買うことにすると~」の問題文が捉えにくかったようだ。
- 【3】立体図形の問題
- 立体の切断に関する有名な典型問題である。合格者はこの種の問題をしっかり得点しており、合否を分ける問題であった。
- 【4】相当算
- とても出来の良かった問題である。合格者のほとんどが得点できていた。これも合否を分ける問題であった。
- 【5】点の移動に関する問題
- 定番の動点問題である。(1)は比較的よくできていたが(2)は得点できなかった受験生が多かった。
- 【6】平面図形の問題
- 図形の把握力が試された問題である。補助線を上手に描くことがポイントである。合格者でも得点率は低かった。
算数2次 正答率・講評
問題 |
正答率(%) |
受験者 |
合格者 |
【1】 |
(1) |
92.3 |
94.1 |
(2) |
90.8 |
95.4 |
(3) |
81.0 |
86.6 |
(4) |
79.9 |
81.4 |
(5) |
79.1 |
78.8 |
(6) |
94.0 |
94.1 |
【2】 |
(1) |
96.0 |
98.7 |
(2) |
65.4 |
68.0 |
【3】 |
(1) |
80.6 |
81.0 |
(2) |
88.9 |
87.6 |
【4】 |
(1) |
80.1 |
87.9 |
(2) |
74.2 |
83.7 |
【5】 |
(1) |
74.1 |
79.7 |
(2) |
51.9 |
58.9 |
【6】 |
(1) |
81.1 |
90.4 |
(2) |
61.3 |
69.4 |
- 【1】小問集合
- 四則混合計算、時計算、相当算、分配算、場合の数、面積の基礎力を確認する問題を出題した。受験生全体の得点率は非常に高かった。
(5)に関してはほとんどの生徒が想定した解答をしているが(正答率は想定した解答に対する数値を載せている)、問題文に曖昧さがあることが否めず、多様な解釈がされる可能性があるため、受験生にとって得点上の不利が生じないように配慮した。
- 【2】速さに関する問題
- 受験頻出の定番問題である。全体的によく得点で来ていた。合格者と不合格者での得点差があまり開かなかった。
- 【3】立体図形の問題
- これも定番の問題である。受験生全般に渡ってよく出来ていた。
- 【4】平面図形の問題
- 【3】と同様な入試頻出の定番問題である。これも全般的によく出来ていた。当たり前の問題を確実に得点する力が重要である。
- 【5】立体図形の問題
- 立体の体積を求める問題である。(2)は失点した受験生がかなり散見された。
- 【6】食塩水に関する問題
- この問題もよく出題されるタイプの問題である。全般的によく出来ていた。
算数3次 正答率・講評
問題 |
正答率(%) |
受験者 |
合格者 |
【1】 |
(1) |
93.8 |
97.0 |
(2) |
79.6 |
96.0 |
(3) |
67.2 |
89.1 |
(4) |
87.2 |
97.0 |
(5) |
78.8 |
88.1 |
(6) |
32.8 |
50.5 |
【2】 |
(1) |
78.8 |
90.1 |
(2) |
69.7 |
88.1 |
【3】 |
(1) |
83.9 |
91.1 |
(2) |
6.6 |
12.9 |
【4】 |
(1) |
20.4 |
34.7 |
(2) |
10.9 |
19.8 |
【5】 |
(1) |
61.1 |
85.4 |
(2) |
31.3 |
56.6 |
【6】 |
(1) |
71.4 |
90.1 |
(2) |
1.9 |
4.0 |
- 【1】小問集合
- 四則混合計算、売買、面積、速さ、食塩水、場合の数から出題した。(3)や(6)などの問題では合格者と不合格者で大きく差がついた。小問でもやや応用的な出題にすると途端に得点率が下がってしまう。合格するためにも小問は全問正解できるように頑張ってほしい。
- 【2】除法の余りに関する問題
- 比較的よく出来ていた。(元の数)=(割った数)×(商)+(余り)の式をしっかり作ることがポイントである。
- 【3】点の移動の問題
- (1)は良く出来ていたが、(2)の正解率は低かった。辺PQが辺ADに平行になるのが何通りあるかをもれなくカウントすることがポイントである。
- 【4】仕事算
- とても正答率の低い問題であった。問題の意味が理解できていない受験生が多く散見された。
- 【5】空間図形の問題
- この問題の出来不出来で合格に大きく影響した重要な問題である。
- 【6】平面図形の問題
- (1)は良く出来ていたが(2)は極端に正答率が低い難問であった。(2)の出来不出来は合否に影響しなかった。