姉妹校来日交流

3月

世田谷学園では、カナダとニュージーランドの姉妹校との相互交流 を活発におこなっています。

2010年 9月26日(日)から10月1日(月)まで、ニュージーランドのシェビオット校の生徒諸君10名と引率の先生方4名が学園に来校し、交流をおこないました。一行は、学園の生徒宅にホームステイをしながら、東京タワーや浅草を見学したり、鎌倉や上野を散策して、日本文化を学びました。また学園内では、折り紙や風呂敷の使い方を学び、さらに家庭科の調理室で、牛丼をつくるなど、楽しいひと時が過ごせました。

2009年10月5日(月)~10月13日(火)の9日間に、ニュージーランドの姉妹校であるセントビ-ズ校の生徒一行18名が来日し、本学園生徒の家庭にホ-ムスティをしながら、学園生徒と親交を温めました。
一行は、滞在中に築地市場・国立博物館・江戸東京博物館・日光・浅草などを訪れ、日本文化を学ぶとともに、学園の授業にも参加し、有意義な交流プログラムが実施されました。

 

過去の交流において

今回の交流は、カナダの生徒と世田谷学園の生徒がチームとなり、共同で学習し、発表するというものです。

今回の学習のポイント
(1)江戸時代を中心に日本とカナダの生徒が共同で学習する。
(2)現存する建物の中に江戸時代を発見し、そこを舞台に絵画と文芸活動を展開し、プレゼンテーションへと展開する。

交換プログラムの感想  林 遼太郎

今回、僕の「国際交流」はGNSだけでなく、SJSとMGSから始まりました。3月16日から18日にかけて僕は、SJSとMGSの生徒と世田谷学園のホストとともに、川越と日光に行きました。今回の目的は「江戸時代」のことを学ぶということだったので、川越では蔵造りの家屋の見学、日光では日光東照宮に行きました。東照宮では気に入ったスポットをスケッチし、そこで感じたことを「音」を重視した詩にまとめるための「下調べ」をしました。この成果を東京に戻り後日、PowerPointoにまとめ、発表しました。僕は村上君のゲストとともに作業し、満足のいく発表ができました。詩のほうでも、自分の考えていた「神社の静けさ」を、少々苦労しましたが、表すことができ大変満足しています。この旅行では日本人である僕でさえも知らなかったことを学ぶことができました。

日光から帰った翌日からGNSの生徒を4日間引き受けました。ゲストのTobias Okada Phillip君はカナダで課外活動として「ディベート」に参加しているためか、物事を論理的に述べたり、話好きの子でした。彼の母親は日本人ですが、理由がよくわかりませんが日本語を教わってなかったので、日本語がまったく通じませんでした。それでも、食べることに関してはカナダでもごはんとみそ汁は食べているので、日本食はまったく苦にならなかったようです。彼とすごした時間はとても有意義で、楽しかったです。また、一つの物事に関して違った意見を聞くこともでき、とても興味深かったです。 今回は3校にわたって交流して、少し疲れましたが、とても有意義な時間を過ごすことができ、またいろいろと新しい発見もすることができ、とてもいい経験になったと思います。